コーヒーはコーヒー豆と水だけで作るものですから、コーヒー豆が悪ければ当然美味しいコーヒーなどできません。
良いコーヒー豆とは良質の生豆を適切に焙煎したものです。嫌な酸味、渋み、えぐ味などは、焙煎不良※1、くず豆※2の混入などが主な原因です。
焙煎したコーヒー豆は時間と共に味が落ちていきます。美味しく飲めるのは常温で保存した場合豆の状態で約2週間、粉なら数時間と言われていますので、焙煎後なるべく時間の経っていないコーヒー豆を用意し、使用する直前に挽くことも大切です。
良質なコーヒーであれば胃にもたれたり、胸焼けするようなことはまずありえません。
ミネラル類が多いとコーヒーのタンニン※3などと結びついて、雑味が出てしまいます。これらは水に対して比較的溶けにくいので、冷めると析出してコーヒーが白濁してしまいます。
日本の水道水は一般的に軟水で、通常はこれで十分です。塩素臭があったり錆び味がする場合は浄水器を使用するか、できるだけ軟水の天然水を使用して下さい。 どうしても硬水を使用しなければならない場合はタンニンなどの少ない深煎りの豆を選んでください。
但し、全くミネラル類を含まない純水というのもコーヒーが味気ないものになるようですので、逆浸透膜法を利用した浄水器の水はあまり適しているとは言えないと思います。
簡単で効果の高いのがお湯の温度です。渋みの素タンニン等は90℃未満のお湯では溶け出すのに時間がかかりますが、おいしい成分は比較的低温でもよく溶け出します。
85℃位のお湯であまり時間をかけずに抽出すればおいしい所だけいただけるわけです。
低温、高温の区別は人によってまちまちですが、Gojuでは90℃以上を高温、80℃〜90℃未満を中温、80℃未満を低温としています。
一般的に苦味を出したいときは比較的低温で時間をかけて、酸味を出したいときは高温で時間をかけずに抽出するが良いとされています。
水の中に溶け込んでいる塩素やその化合物(トリハロメタンなど)を除く為にお湯は必ず沸騰させ、別のポットに移して1〜2分。または火を止めて4〜5分くらい待てばだいたい適温になります。
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