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マスターの独り言

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 起立性調節障害(4)
【2010/08/18(水)】

 [起立性調節障害]

結果を先に書きますと、Sちゃんの起立性調節障害は3ヶ月程でほぼ完治することができました。短期的、長期的に良くなったり悪くなったりを繰り返す病気ですから油断は禁物ですが、その後、起立性調節障害とって一番危険な時期と言われている5月を過ぎても症状は落ち着いたまま、現在も平穏(?)に生活しています。

一時はどうなることかと不安に駆られた事もありました。長期戦を覚悟もしていました。ともかくも苦難を乗り越える事が出来たようでホッとしています。

 

さて、起立性調節障害の治療にあたってはネットの情報もさる事ながら、双子の妹のNちゃんとの日常生活の比較が大変役にたちました。Sちゃんの経過を見るに、私たちのとった対策は概ね正解だったと考えています。

 

対策

起立性調節障害の治療には、起床時や起立時の血圧低下を防ぐ為に昇圧剤を服用したり、日本では認可されていないようですが、生活リズムホルモンのメラトニンを投与したりと言った薬物療法もあるようです。

しかし、病気の性質から日常生活の改善等で根気よく自律神経の働きを整えて行くことが治療の基本となります。

そして、治療にあたって重要な点が、家族はもちろんの事、学校や職場など、周りの理解と協力を得る事です。

 

起立性調節障害も多くの自律神経失調症と同様、本人の精神状態が症状を大きく左右します。

自分の意思ではどうしうようもないダルさ、頭痛や腹痛、吐き気、手足のしびれなど、不快な症状が現実として起こっているのに、ただの怠け病に見られてしまう事が本人には辛くて仕方ないのだと思います。

概ねこのような症状に対する周りの理解不足から、「気合が足りない」だの「気持ちの問題」だのといった扱いを受ける事が多く、そのストレスが更に状態を悪化させる悪循環に陥ってしまうようです。

ですから、Sちゃんの症状に『起立性調節障害』という【病名】がついた事には大きな意義がありました。

「病気なんです。どうか、ご理解ください」

と。

多少わがままではありますが、病気であると自他共に認めさせることで、本人の精神的負担を軽減し、また集中して治療に当たることが出来るのです。

 

協力

まずは小学校のSちゃんNちゃんそれぞれの担任の先生に事情を説明し、ご協力をお願いしました。幸いにもお二人からは快諾をいただき、色々と便宜を図ってもらいました。

Sちゃんの一番の精神的な負担は学校に行けないという状況ですから、

  • 学校には無理やり行かなくても良い。
  • 遅刻しても構わないから行ける時は行くようにする。

ということにして、プレッシャーを軽減しました。

しかし、目が覚めて血圧が上昇し動き回れるようになっても、なかなか自分から登校しようとはしません。どうやら遅刻しても構わないとは言われているものの、授業中の教室に入っていくのはかなりのストレスであったようです。

そこで保健の先生とも相談をし、

  • 休み時間になってから教室に入れるよう、保健室で待機させてもらう。

という風にしていただきました。

これは効果がありました。それまでは妻が付き添わなくては登校できなくなっていたのが、自分一人で勝手に行けるようになったのです。

私たちのわがままとも言える要望を快諾してくださり、先生方には本当に感謝しております。

 

一度、事情を知らない教頭先生が、保健室で待機しているSちゃんを見つけてそのまま授業中の教室まで連れていってしまった事がありました。その後3日程登校できなくなったしまったのですが改めて事情を説明し、こちらも協力をいただくことで再び登校できるようになりました。

正直、授業の遅れが心配でしたが、取り敢えずは宿題をきちんとやっていたこともあって結果的には殆ど影響なく、遅刻してでも学校に行けるようになったことは大きな前進でした。

前進ではありましたが、もちろん根本的な解決にはなっていません。元気に学校へ通えるよう、自律神経を整えて正常な状態に戻すという、大変な作業が残っているのです。

 

時間の調整

生活リズムを整えるために最初にしたのが子供たちの就寝時間を早めることでした。仕事柄、夕食の時間が遅くなりがちで就寝時間を押していたのを改善したのです。

海外旅行の時差ぼけを防ぐのに、現地の朝食時間に合わせて12〜15時間ほどの絶食をすると良い、という話があります。体内時計をリセットするのに太陽の光を浴びるというのは有名ですが、食事のタイミングを調整することによっても可能のようです。

夕食を早めに食べれば、朝、お腹が空いて目が覚めやすくなるでしょうし、理にかなった良いことのように思います。

そこで、妻をなるべく早く仕事から上がらせ、19:00には夕食を取れるようにしました。 子供たちが生まれて此方、妻には少しでも早く帰宅するよう言い続けていたのですが、10年目にしてようやくと言ったところで・・・。

 

こうして就寝時間を早めたものの、布団に入って眠ろうとしても不快な症状を訴えてSちゃんはなかなか眠ることができません。眠り際の交感神経と副交感神経の切り替えが上手く働かないのでしょう。

本来であれば入眠に向かって副交感神経が活性化し、体内深部の温度を下げるために末端の毛細血管が拡張して放熱することで手足が温かくなるのですが、触ってみると冷たいままです。

頭痛や腹痛、更には手足や背中にうずくような痛みを訴えて、泣き出すこともありました。

 

マッサージ

手足の痛みは血行不良や神経の暴走がもたらすものですから、湯たんぽで温めたりマッサージをしてあげると30分〜1時間程で落ち着いて眠りにつきます。

Sちゃんをマッサージしていて気が付いたのですが、背中の張りが酷いようです。試しに私たちが「皮膚剥がし」と呼んでいるマッサージをしてみると、案の定、酷く痛がります。

つまんだ皮膚を送るように指を動かすだけなのですが、コリがある所は何をされたのかと思う程痛みます。私の知る限り、肩のコリや背中の張りに対しては最も効果のあるマッサージです。

比較としてNちゃんにもマッサージをしてみましたが、やはり殆ど痛がりません。就寝前にこのマッサージを施すことでSちゃんも多少穏やかに眠りにつくことが出来るようになった気がします。

まあ、マッサージをする時に痛がって暴れるものですからこちらは大変でしたが(^_^;)

 

水分補給と食事の改善

ある時、Sちゃんのトイレの回数がかなり少ない事に気が付きました。Nちゃんが3回行く間にSちゃんは1回しか行きません。気になって観察してみると、そもそも口する飲み物の量が違います。

起立生調節障害における低血圧の改善には塩分を多目に摂取すると良い、という話があります。二人とも基本的に薄味を好むので、少し味を濃いめにし、またSちゃんには積極的に水分を取らせ、代謝を促すようにしました。

どれほどの効果が有ったのか定かではありませんが、改善に一役買ったのは間違い無いと思っています。

 

運動

色々な治療を同時に施したのではっきりとした事は言えませんが、一番効果が有ったと私たちが感じているのが「運動」です。

初めは30分程度の軽い散歩から始めました。洲原公園の回りをゆっくり一周する程度でしたが、それでもSちゃんは途中で疲れてしまうようで、また運動させた夜は神経が疼くのか、決まって寝際に不快な症状を訴えていました。

それでも次の日は身体が楽になるのが本人も分かるらしく、運動することを嫌がって拒否する事はありませんでした。

散歩の時間を長くしたりサイクリングをしたり、あるいはハイキングに出かけたりと、無理をさせ過ぎないように気を付けながらも運動の負荷を少しずつ強くしていきました。

二人とも泳ぐのが大好きなのですが、私達の時間が取れずすっかり足が遠のいてた市民プールへも、なんとか都合をつけて週一くらいで連れて行くようにしました。

 

その結果は明らかでした。

日に日に顔色も良くなり、体力がもどると共に、起立性調節障害の症状は確実に姿を消していったのです。

 

回復

こうしてSちゃんの起立性調節障害は、症状が明らかになってからわずか3ヶ月ほどでほぼ完治することが出来ました。

もちろん、再発の可能性が無いとは言い切れませんが、小学5年生になってからはそれらしき症状を見せること無く元気に登校しています。

インターネットの例では回復に5年近く要した話もありましたし、半年以上不登校になってしまったというような話はざらです。そのような話からすると、まだ私たちは運が良かったと言えるでしょう。

振り返れば、比較的早い時期に『起立性調節障害かも知れない』という診断を下されたことが、第一のポイントであったと思います。

あの時小児科の先生がSちゃんの症状に気づいてくれていなければ、只々精神的なものと引き摺るだけで重症化していたかも知れません。

 

それから、今回の件では『開き直る』事の大切さをしみじみと感じました。

起立性調節障害は思春期の子供に多い病気ですから、不登校にでもなれば本人だけでなく親御さんも精神的に追い込まれる事も多いと思います。

そんな時でも、子供の長い人生の中のごく一部と開き直り、回りの協力を仰いで穏やかな気持で臨めば、より良い効果が出るのではないかと思っています。

 

やれやれ、それにしてもわずか数カ月の事とは言え、大変でした。

Sちゃん、Nちゃん、お願いだから、もう勘弁してね(;^_^A アセアセ・・・

最終更新日:2010/08/18(水) 02:46:50
Posted by マスター

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[No.1] りんママ  ID: JDCv2zTib6QCc
はじめまして
うちの中1の娘は、現在、起立性調節障害です。6月中旬に急に朝起きれなくなり、その後1週間で、起立性調節障害と診断を受けました。診断を受けてから、約2ヵ月半経ちます。
発症当時は、午前中は調子が悪く、10時〜11時頃に起きていましたが、7月半ば頃からは、調子もよくなり、毎日ではありませんが、遅刻せずに学校に行けました。8月は一進一退を繰り返しながら、休んだり、遅刻はするものの、なんとか部活をこなしました。明日から2学期ですが、今は7時30分頃に目は覚めるものの、10分くらいはじっとしていて、8時くらいには活動できるようになっています。発症当事に比べると、確実に良くなってきていますが、完治とまではいきません。
お子様は、3ヶ月程で良くなったそうですが、どのような経過を経て、良くなっていったのですか?うちの娘の症状は、軽いほうなのでしょうか?中1と言うこともあり、お子様とは年齢も違うので、同じと言うわけには行かないと思いますが、何か、参考になればと思い、コメントしました。よろしくお願いします。

2011/08/31(水) 16:19:59

[No.2] マスター  ◆master
りんママさん、はじめまして。
娘さんが起立性調節障害を患っているとのこと、さぞやご心配の事と思います。

私は専門家ではありませんのではっきりとは言えませんが、私の娘と比較するに、りんママさんの娘さんは軽症の部類に入るのではないかと思います。少なくとも、現時点では重症化はしていないと思います。

何より、症状が出てから1週間程で起立性調節障害と診断されたのは幸いだったと思います。というのも、私の娘が起立性調節障害を患った際にネットで調べた範囲から言えば、重症化して完治に何年も掛かってしまうようなケースの殆が、診断の遅れとそれに伴う不理解が原因のように思えるからです。

さて、私の娘の場合ですが、やはり一進一退を繰り返して回復して行きました。初めは悪い状態が続いたものの、治療を始めてから徐々に良い状態が現れ、その後は3〜4日程良い状態が続いたと思ったらまた1〜2日程悪くなったりと。気が付いたらいつの間にか回復していました。

りんママさんの娘さんの経過を見る限り、順調に回復しているように思えます。

ただ、私の娘の場合は学校のクラスに問題があって、それが精神的な負担になっていたのですが、回復期がちょうど年度末にあたり、春休みを経て新学年のクラス替えがあったことが治癒に貢献したように思っています。つまり、タイミングが良かったと言うことです。

ですから、もしりんママさんの娘さんが学校対して何らかの精神的負担を感じているとしたら、新学期が始まることで症状が後退してしまうこともありえると思います。
そのような場合であっても、子供が親の顔色を窺うことのないよう、内心は不安でしょうが、おおらかな気持ちで接してあげて欲しいと思います。


既にこのブログに記載してありますが、経験者からのアドバイスとして、身体面では

1:夕食を早めに取り、就寝までは極力間食をさせない。
2:適度な運動をさせる。

特にこの2つに気をつければ良い結果が得られるように思えます(保証はできませんが)。
ちなみに、私たちが娘を起す際、娘の大好きなチョコレートを口の中に放り込んで食べさせてから起こしたのですが、目覚めにそれなりの効果があったようです。

大変なのが精神面でのケアですが、とにかくプレッシャーを少しでも軽減することが大事だと思います。

もちろん、時によりプレッシャーの元となっているものを取り除く事が難しい事も多々あると思います。そのような場合でも身体の回復が精神の回復を促しますので、焦らず体力をつけるようにして欲しいと思います。

子供の起立性調節障害の治療には親御さんを含め周囲の理解も大事ですし、焦りは禁物だと思います。
暫く良くなっていたものがまた悪くなったりすると本人は勿論の事、親御さんも気が滅入ってしまいますが、必ず回復するものですからどっしりと構えて明るく接するようにしていただけたらと思います。

以上、雑文ではありますが、少しでも参考になれば幸いです。

2011/09/02(金) 04:09:01

[No.3] りんママ  ID: JDCv2zTib6QCc
お返事ありがとうございます。
2学期に入り、2日経ちましたが、娘は学校に行くことができていません。ただ、朝は7時30分頃に目覚めていて、1時間目には十分間に合う時間なのです。(学校には8時までに行かなければならないので、遅刻ではありますが)
部活には、自分のことを分かってくれて、心の許せる友達がいるので行けたようですが、クラスには、心から気を許せる友達がいないようです。
朝起きれなくても、遅刻してもいいから、学校には行くと約束していましたが、いざ、学校に行こうとすると、それまでは元気に話していたのに、急に行きたくないと言い、泣いてしまい、ふさぎこんでしまいます。月曜日からは絶対にいくから、今日だけは休ませてと言っていますが、それも、本当にできるという保障はありません。
2学期に入り、また悪化してしまったような感じです。やっぱり、中1という、思春期の時期なので、数ヶ月での回復は難しいんでしょうか?
先が見えないので、不安です。
お子様は、本当によかったですね。

2011/09/02(金) 14:31:59

[No.4] マスター  ◆master
>>りんママ さん
すみません。コメントが反映されていませんでした。気付くのが遅くなり申し訳ありませんでした。

やはり、娘さんの場合も学校に対して何らかの不安因子があるようですね。
それを取り除かないことには長引いてしまう可能性もあるでしょうが、それでも体力がついて何かしら自分に自信が持てるようになれば良い方向に向かうと思います。

あるいは、思春期ということでホルモンバランスの変化から情緒不安が生じている可能性もありますから、

「あなたが悪いのじゃないのよ。ホルモンバランスが崩れているせいなの。ホルモンが悪いのよ」

と、自己嫌悪に陥らないよう矛先を変えてみるのも一つの手かもしれません。

ともかく、娘さんの心理的な負担を少しでも軽くできるよう、良く話しあってみてはいかがでしょうか。

なお、当ウェブサイトでは医療系の大学に務める心理相談員が『心の森』と称した一種のメール相談を行っていますので、よろしければそちらも利用されて見てはいかがでしょうか。

http://www.cafegoju.com/kokoro/kokoro.html

りんママさんの「先の見えない不安」というのは良く分かります。私のところは幸いにして3ヶ月程で完治することができましたが、当時は私も不安で仕方がありませんでした。

それでも、親のそうした態度が子供にも影響することを案じ、半年でも一年でも付き合うつもりで開き直った事も良い結果を生んだ要因の一つだと思っています。

学校に行けたなら一緒に喜び、行けなくても「無理しなくていいんだよ。頑張ったね」と、さも当然のように接していました。

りんママさんも辛いでしょうが、中学1年生というのは学業においてもリカバリの効く時期ですから、自主学習をしっかりやらせる事を本人に約束させた上で、気長に構えていただけたらと思います。

それと前回、悩んだ末に書かなかったのですが、ビタミンDがうつの改善に効果があるという話があります。

ビタミンDはビタミンと名が付くものの、一種のホルモンで、生体の調整に深く関与しています。欠乏症としてはくる病が良く知られていますが、不足すると免疫力が低下したりうつになりやすいという説があるのです。

そこで週2〜3日ほど、日焼け止めクリームを付けずに15分程度の日光浴をするだけで十分なビタミンDが生成され、免疫力の向上やうつ病などの改善に役立つという話です。

これについては学者の間でも賛否両論があり効果の保証はありませんが、日光に当たることは自律神経の改善にも役立ちますので、駄目元で試されてみてはいかがでしょうか。

たとえ効果が見られなかったとしても害のある事ではありませんし、何かしら試みていれば少しは気が紛れるように思います。

2011/09/04(日) 01:14:50

[No.5] りんママ  ID: JDCv2zTib6QCc
ありがとうございます。
私も、あまりにも学校へ行くことにこだわりすぎ、娘を知らないうちに追い詰めてしまっていたのかなと反省し、学校へ行こうとか、テスト勉強しなさいとか言わないようにしていました。学校へ行けないんっだたら行けなくてもいいやとまでは、正直、まだ開き直ることができませんが、行けなかったら仕方ないかなと思うようにしました。
でも、月、火と娘は遅刻せず学校へ行ったんです。数日前は、学校へ行こうとすると急にふさぎこんで、「学校に行きたくない」と呪文のように何度も言っていたのに、それも言いませんでした。
朝は6時半ごろ目覚め、ボーっとしてて、準備もゆっくりでしんどそうにしていますが、友達と一緒に登校しました。
これからも、毎日行けるという保証はないので、まだ不安ですし、今は運動会の練習が始まるので、体力が持つのかも心配です。家に帰って、ゆっくり休めるのであればいいんですが、中学生なので、宿題も多いんです。宿題も、できなかったら、できるところまででいいんじゃないかと言うんですが、もともとまじめな娘は、全部しないときが済まないようです。
学校へ行けなくても心配、行っても心配。でも、なるようにしかならないと思うようにしようと思います。
ありがとうございました。

2011/09/06(火) 15:56:07

[No.6] マスター  ◆master
娘さん、学校に行けたようで良かったですね。

ただ、起立性調節障害は良くなったり悪くなったりを繰り返して回復していきますから、この後学校に行けない日があったとしても、どうかがっかりせずに穏やかに接してあげてください。

それから一つアドバイスですが、宿題はできるだけやらせて下さい。本人が頑張れるのなら尚更のことです。

と言いますのも、学業に遅れが出ないようにする為でもありますが、それ以上に宿題を終わらせてあるという事実が本人の自信となり、学校に行くプレッシャーを軽減させる事になるからです。


実はうちの娘には、宿題についてあるエピソードがあります。

随分と前の話なのですが、ある日突然に学校に行きたくないと言い出した事がありました。どうして行きたくないのか理由を尋ねてみたところ、

「だって、宿題が終わっていないから・・・」

という返事が返ってきました。たぶん先生に怒られるのが嫌だったのでしょうね。

「宿題を忘れたからといって学校を休んだら、先生も悲しむと思うよ。たとえ宿題が終わっていなくても学校に来てくれた方が先生も嬉しいと思うよ」

と言い聞かせ、それでも愚図る娘に、『昨夜は疲れていて体調が悪かった為に宿題が出来ませんでした』という旨(事実)を先生宛の連絡帳に記入することで納得させ、学校に行かせたのです。

まあ、私たちからすれば笑い話ですが、本人にとっては重要な事だったのでしょう。

もしかしたら、りんママさんの娘さんも私の娘も似た様な性格なのかも知れませんね。

本来ならば宿題を頑張るあまり夜更かしをし、次の日学校に行けないようでは本末転倒ですが、常時なら些末な事も弱っているときには思いがけない負担となりますので、本人が納得いくように支えてあげて下さい。

今は色々と辛いでしょうが、りんママさんにもこの出来事を過去の苦労話として笑いながら語れる日が必ず来ます。

焦りは禁物ですが、私もその日が一日でも早く来ることを祈っております。

2011/09/09(金) 02:29:48

[No.7] kkママ  ID: bqClwVOsEyqdk
はじめまして。小3の息子が夏休み明けから反復性腹痛で苦しんでいました。3週間断続的に続いたと思ったら、倦怠感やめまいなどで登校できず、1ヶ月が経ってしまいました。原因ははっきりしており、心理的なプレッシャーと思われます。実は福島県からの自主避難で転校したのです。緊張の連続で、夏休みにホッとしてリズムがみだれ、張っていた糸が切れてしまったように発病しました。繰り返す腹痛と身の置き場のないだるさ、学校へ行けないジレンマで親子で泣いています。
藁をもつかむ思いでこちらにたどり着き、同じ年頃で経験されたブログに釘付けになりながら読ませていただきました。(中学生以上の子が多いようなので)
きっとおつらいでしょうに、お子さんの為に冷静にするべきことをなさっている様子に力をもらいました。
まだ治療は始まったばかりで、ミドドリンや漢方も服用していますが効果のほどはわかりません。快方に向かっても学校へ再び行けるのか、前のように大好きなスポーツが出来るのか、不安ばかりです。
もう避難すらすべきだったのかもわからず、自分のふがいなさに泣きたくなります。
この病気は一度発症したら、環境を変えても良くなることはないのでしょうか?こちらの学校に行けなければ地元戻ることも考えていますが、戻っても同じでは…と考えると同道めぐりです。
3年生なら授業の遅れや今後の将来を悲観しなくても、、、と思いながら、このままずっと家の中で生活する息子を想像してしまいます。
まずは生活改善など、出来ることから始めるつもりですが、長い道のりになりそうですね、

2011/09/29(木) 10:44:17

[No.8] マスター  ◆master
kkママさん、はじめまして。

まずはお断りしておきたいのですが、私は専門家ではありませんから、責任のあるアドバイス等をすることは出来ません。あくまで一経験者としての発言ということでご理解ください。

それから、ちょっと確認したいのですが、息子さんは起立性調節障害と診断されたと考えてよろしいのですよね?
反復性腹痛を従う倦怠感やめまいなどは他の病気でも起こりうることですので、念の為にと思いまして。

さて、息子さんの現状、ご本人は勿論の事、kkママさんも大変お辛いと思います。今は暗闇の中にいるように先が見えず、不安で心細くて仕方がないでしょうが、起立性調節障害であるならば必ず改善するものですから、希望をもって焦らず穏やかに子供さんと接して欲しいと思います。

kkママさんもご存知のように、子供は親の動向に恐ろしく敏感です。私たちの娘が起立性調節障害を患った当時、私も内心は不安で不安で仕方がありませんでした。それを覚られないように無理やり押し殺し、いかにも平気そうに必死で振舞っていたのです。

冷静なんてトンデモない。正直に言ってがむしゃらでした。もう、それこそ私に出来る事なら何でもやってやろうと。

私はこのブログの別のエントリーでも書いていますが、

『(モンスターペアレンツのような)馬鹿親は困るけど、親バカはOK。親バカじゃない親は馬鹿親だ』

と、周りに豪語しています。

起立性調節障害の症状は本人の精神状態に大きく左右されますから、特に子供さんの場合、その治療には本人や親御さんだけでなく周囲の理解と協力が必須だと思います。

幸いにも私たちの場合、事情を説明し小学校の先生方からは申し訳ないほどの協力をお受けすることが出来ましたが、もし理解を得られないようであったのなら、例えモンスターペアレントと思われようが学校に乗り込むつもりでいたくらいです(この時点で既に馬鹿親かもしれませんが)。

kkママさん達の場合、福島県からの自主避難ということですので、恐らくは原発事故に関連しての事だと思います。

科学的、医学的見地から避難の必要があったのか、お住まいだった地域が分かりませんのでなんとも言えませんが、当時は子供さんの事を思ってしたことでしょうからそれを後悔される必要はないと思います。

ただ、福島県からの避難と言うことで気になるのですが、その件で子供さんがいじめにあっている可能性はないでしょうか?

どうも日本人というのは原子力に関して『穢れ』のイメージがあるようで、福島県から来たというだけで宿泊を拒否されたり、転校した先でいじめにあった、というような話をインターネット上で見かけることがあります。

私の実家は福島県の南会津町というところにあり、新潟県や栃木県の県境に近いところなのですが、空間放射線量など問題にならないレベルであるにも関わらず、福島県というだけで忌諱される事もあるそうです。科学的リテラシーの欠片も無い、全く馬鹿げた話です。

それでも現実としてこうした話があるわけですから、息子さんと学校生活について良く話し合われて見てはいかがでしょうか。小学3年生というと自分の気持を上手く伝える事ができないかも知れませんが、ゆっくりと話をするうちに本人も殆ど気づいていないような、ほんの些細なことが棘となって心に刺さっている事に気付くかも知れません。


起立性調節障害にとって環境の変化は、良い方にも悪い方にも大きな影響を持つようです。

私の娘の場合はクラスの雰囲気に問題があったようなのですが、新学年となりクラス替えで環境が変わったことが良い方向に大きく貢献しました。

他人である私がkkママさんの家庭事情に口を挟むのはおこがましい事ですし、責任の持てるものでは無いのですが、以前の学校に戻ることによって息子さんの症状が劇的に改善される可能性はあると思います。

ただ、老婆心に過ぎないとは思いますが、自主避難で転校したことを元の学友達が『裏切り行為』と見做している可能性が全くないとは言い切れません。
子供さん達はともかくも、親御さん達がそういう心無い発言をしていないとも限りませんので、その辺りが少し心配なのですが…。

今の学校に馴染めるのならそれが一番だと思います。ですが、それが叶わないようであるのなら、一度遊びがてらに以前の学校へ顔を出し、学友さんと会って息子さんの様子をうかがって見てはいかがでしょうか。

いずれにしましても、息子さんの気持ちがどうであるのか、それが大切だと思います。


りんママさんへのコメントにも書きましたが、体力が付けばそれに吊られて精神状態も良い方向に向かいます。ともかく今は焦らずに生活の改善と適度な運動を心がけるようにしていただけたらと思います。

良い方向へ向かうことをお祈りしております。

2011/10/01(土) 04:56:48

[No.9] kkママ
見ず知らずの私に真摯なお返事を、本当にありがとうございました。南会津のご出身だったのですね。素晴らしい自然のある場所ですね。私の家は郡山の市街地にあるので、騒がしいところです。
実は、この数日で疑問が湧いていました。
いまだ小児科医もODについては理解が乏しく、はっきり申し上げて今の担当医もわからないようなのです。起立検査の時も立ってすぐに気分が悪くなり中止。「検査続行不可能」で終わってしまいました。ただ息子の症状から私が色々と調べ、間違いないのではと医師に告げたというのが実際です。それならばと昇圧剤を処方して、あとは「いつまでも休んでいるとみんなに色々言われる。行けるときは行きなさい。」このことで将来を棒に振るようなことまで言われ、息子は帰りの車で「怖い」と泣いていました。もう診察を受けるつもりはなく、これからは「私が治してやる!」と決めました。
息子の症状は…
@学校を休んだ日や週末はほとんど症状が出ないか元気。
A夜も10時までには就寝し、朝もすっきりとはいかないが8時までには起きれる。
他の症状はODと同じですが、この2点があるということは、特にAは起立性調節障害には当てはまらないのではないか。。。

しかし反復性の腹痛や倦怠感、めまいなどは自律神経からくるもので、心理的要因は間違いないと思います。
学校はいじめもなく友達にも恵まれ1学期はすんなり溶け込めたようですが、クラスの外で田舎独特のヤンキー(まるで80年代)の存在、威圧的な高学年のこどもなど、初めての対人関係には緊張していました。小さい学校の転校生で「目を付けられた」のはあると思います。大人にとってはたいした事でないことも、子どもにとっては世界のすべてですものね。
おっしゃるとおり、帰郷すれば良くなるのかもしれません。ODでなければなおさらです。
それにはさらに悩む決断がありますが、このまま不登校が続けばやむを得ません。ここは主人の単身赴任先で、また大好きなお父さんと離れることにもなるからです。
ここまで聞いていただいて、なんと申し上げてよいか…原発は全てを変えてしまいました。人の心まで。

でも家族がお互いを想う気持ちに変わりはありません。
「馬鹿親ではなく親馬鹿」
とことんそうありたいと思います。
本当にありがとうございました。

2011/10/01(土) 13:35:44

[No.10] マスター  ◆master
>>kkママさん
反復性腹痛の殆どは心因性とされていますが、まれに身体的疾患の場合もあるようですから、もし別の病気であるのなら治療も違ってきますので念の為にと思いまして。

息子さんの症状についてはkkママさんが一番ご存知でしょうし、やはり心因性のものだと私も思います。

起立性調節障害かどうかは判断しかねますが、個々人によって現れる症状も程度も違ってきますから、とりあえず起立性調節障害とみても良いような気がします。

それにしても、お話しを聞く限り担当医は酷いですね。起立性調節障害の可能性があるのなら患者さんや家族の不安因子を取り除くように努めなければならないのに、逆にプレッシャーを与えるようでは困ります。励ますつもりだったと思いたいところですが…。


ところで、今住んでいらっしゃる所はご主人の単身赴任先なのですね。実は私の父も、私が小学生低学年の内から成人するまでの間、単身赴任をしていました。

郡山市にもいたことがあるのですが、現在と違い交通の便がさほど良くなかった当時は週末に帰ってくることは珍しく、父に会えるのは月に1〜2度程で寂しい思いをしたものです。

ですから、息子さんの気持ちを考えると複雑です。

家庭の事情はそれぞれですから他人が口を出すことではありませんが、出来るなら父親のそばにいさせてあげたいです。もちろんkkママさんもそれを願っている事と思います。

前回私は「何でもやってやろうと思った」と書きましたが、その中には『学校なんか行かなくても、自分たちで勉強を教えてでも育ててやる』という気持ちもありました。

義務教育の「義務」とは小学校や中学校に行かなければならないという意味ではなく、親の都合等で子供の教育を受ける「権利」を奪ってはならないとするものです。登校を嫌がる子供を無理やりでも登校させることではありません。

ですから

『娘が登校できないのならそれでも構わない。子供の未来や幸せは必ずしも学校に行くこととは関係ない』

と開き直ったのです。もちろん、登校できるのならそれに越したことはなかったのですがね。

まあ、虚勢に近いものだったのかも知れません。

それでも結果的にはその開き直りが私や妻の心に余裕を生み、娘の回復にも良い影響を与えたと思っています。

kkママさんにも開き直れとは言いませんが、息子さんはまだ小学3年生です。例え今回の件が躓きだったとしても、いくらでも挽回できます。

余計なお世話と思いますが、帰郷されるか留まるのか、焦らずに穏やかな心で考えていただけたらと思います。



それと余談になりますが、原発については色々と痛いです。

kkママさんを始め、原発事故によってつらい目に遭わされた方々に対しては、本当に気の毒に思います。

ですが、私個人は原発には思うところがあり、脱原発には賛成ですが安易に否定することはできません。

もっとも、東電の対応と民主党政権については激しい憤りを覚えていますが…。

原発関連についてはこのコメントに書くようなものではありませんから、これ以上は控えさせて頂きまが、いずれはブログに記載したいとは思っています。ただ、原発事故の被害に遭われた方などからは「原発擁護だ」と非難の言葉をいただくかも知れません。

もしこの件で気分を害されるような事があったら申し訳なく思います。

2011/10/03(月) 06:20:48

[No.11] kkママ[@]
マスターさんのお言葉は、同じ親として子どもを想う気持ちにあふれ、今の私にはどんな医者より支えになっています。
昨晩、主人が涙を流す姿を初めて見ました。顔はかくしましたが、背中がずっと泣いていました。息子が頭を抱えもだえながら、自分ではどうにもならない体の痛みと倦怠感に号泣するのを見て…
「もうしんどいんだね。学校は行かなくていいよ。郡山へ帰りたいんだね。」というとコクッとうなずき落ち着きました。
なんとか1時間でも登校させることにこだわっていましたが(医者の指示もあり)、その時「私がホームスクーリングしてもいい!」と開き直れた気がします。

>前回私は「何でもやってやろうと思った」と書きましたが、その中には『学校なんか行かなくても、自分たちで勉強を教えてでも育ててやる』という気持ちもありました。
義務教育の「義務」とは小学校や中学校に行かなければならないという意味ではなく、親の都合等で子供の教育を受ける「権利」を奪ってはならないとするものです。登校を嫌がる子供を無理やりでも登校させることではありません。

まさにこの心境でした!

今は、見る限り行ける時に行かせようという状態ですらありません。その間自宅で学習し、2学期をめどに冬休みに帰郷する方向で話し合いました。
家族4人で涙涙…子ども達も寂しい思いはしますが、息子が本当の自分になれる場所は地元しかないのだと主人が言っていました。幸い毎週末帰って来れるので、震災前の暮らしに戻ると思って自分を納得させています。

原発に関しては、こんなことになるまでまったくの無関心。それが罪だと思っています。色々な意見があるのは当然でなのでお気になさらないで下さい。
しかし除染に関しては、東電や行政に向けて声を上げなければと思っています。

2011/10/03(月) 14:16:01

[No.12] マスター  ◆master
そうですか、郡山に帰ることにされましたか。
それならそれで良かったと思います。冬休みになってから、というのも良いタイミングだと思います。

開き直ったということですので、もしかしたら今は憑き物が落ちたような、不思議な平穏を感じていらっしゃるのではないでしょうか。きっと息子さんは確かな安心感を覚えたに違いありません。

この決断は間違いなく息子さんにとって良い方向に働くことと思います。


子供が苦しむ姿を見るのは本当に辛いです。ご主人の涙、良く分かります。

世の中、子供が起立性調節障害で苦しんでいても母親に任せっきりで関心を持たない父親も少なくないと聞きますが、良いご主人を持ちましたね。

おっと、暗に自画自賛しているわけでは無いですよ(笑)

笑顔はただそれだけでも免疫力を上げ、精神状態をも向上させる、という研究結果があります。

近い将来、kkママさんの家庭が笑顔で溢れていることをお祈りしております。

2011/10/05(水) 03:31:05

[No.13] りんママ  ID: JDCv2zTib6QCc
お久しぶりです。
以前コメントを書いてから、約2ヶ月ほど、娘の状態は最悪で、朝から学校に行く日はほとんどなく、1週間続けて休むこともありました。休んだり、遅刻したりを2ヶ月ほど繰り返し、もうこのまま立ち直れないのかなと思ったりもして、ネットを見る余裕もありませんでした。
そんな娘の様子が少しずつ変わってきたのは、11月頃からです。今までは、朝起きても学校に行こうとしなかったのに、間に合うように起きれたら、学校に行くようになったんです。ただ、1つ条件があって、いつも一緒に登校していた1番仲のいい友達と一緒じゃないと、登校できないのです。きちんと学校に行く準備ができていても、その友達が家を出る時間に間に合わなかったら、1人では学校に行けません。そして、それは現在も同じです。
その子のお母さんにも相談し、一緒に学校に行けるよう、できる限り待ってもらって、一緒に行っています。
また、朝から学校に行けるようにはなりましたが、間に合わなかった日は、遅刻をして行くことができなくなりました。1人で学校に入ることができません。なので、その時は、休んだり、部活だけ行ったりしています。
冬休みの部活は、1日も休むことなく参加しました。朝早い集合にも、遅刻することなく行くことができました。
3学期に入り1週間経ちましたが、1日だけ休みました。今は、週に1度くらいのペースで、休むような感じです。

でも、今でも、朝は1人で目覚ましで起きることはできません。私が、まだ半分寝ている状態の娘の体を起こして、目を覚まさせるといった感じです。これも、部活のときは、学校よりも1時間始まるのが遅いこともあり、声かけだけで、起きることができるようになりました。娘さんは、朝はすんなり起きれるのですか?
うちの娘も、以前のように1人で起きれるようになるのでしょうか?

まだまだ明日はどうなるか分からないという不安はあります。でも、本当に少しずつではありますが、前に進んでいるような気がします。
3学期は短い!2年生のクラス替えは配慮すると先生も言ってくれています。とりあえず、これからも、見守っていきます。
長々とすみませんでした。私の独り言です・・。

2012/01/17(火) 15:17:19

[No.14] マスター  ◆master
りんママさん、こんにちは。
そうですか、二学期が始まって娘さんの症状が悪化してしまったのですね。さぞや辛かったことと思います。

夏休みの期間も部活動は積極的に行なっていたとのことでしたから、僭越ながらやはり娘さんのクラスに何かしらの不安因子があるのだと思います。

その後、一番仲のよいお友達と一緒なら登校出来るようになったというのは良く分かるような気がします。

私の娘の場合も妻が付き添いをしないと登校できませんでしたが、恐らく寝起きで血圧が低く欝な気分の状態でクラスの事を思い浮かべると、プレッシャーが普通より大きく感じられるのだと思います。そうした【先】の不安を「仲の良いお友達と一緒」「母親と一緒」という【時系列的に手前】の安心感がカムフラージュしてくれるのでしょう。

一人では学校に入れないとのことですが、少なくとも前進だと思います。娘さんは良いお友達を持ちましたね。

3学期に入ってからはお友達と一緒なら登校できているようですし、新学年のクラス替えには配慮してくださるとのことですから良い方向に向かうことと思います。

ちなみに、うちの娘達ですが未だに一人では起きれません(^-^;
放って置くと昼近くまで寝ています。
毎日妻がしつこく声を掛けて起こしていますが、あれから2年、無事に学校へ通っています。

りんママさんの不安は私も良く分かりますが、あまり先の事を心配なさらずに今の娘さんの成長を一緒に喜び、これからも温かく見守ってあげてくださいね。りんママさんの気持ちは必ず娘さんに伝わることと思います。

2012/01/20(金) 02:51:27

[No.15] りんママ  ID: JDCv2zTib6QCc
お久しぶりです。
いつも丁寧な御返答をありがとうございます。
さて、新学期が始まって1か月半ほどになりますが、クラス替えも配慮していただき、今のクラスでは、娘も信頼できる友達もいて、本来の自分でいられる雰囲気のようです(今のところは・・)。
数か月前までは、以前に比べ、調子が良くなったとはいえ、週に1度は欠席していたのに、新学期に入ってからは、まだ1日も休んでいません。相変わらず、朝はまだ1人では起きられず、私が無理やり起こしていますが、朝起きてからは、学校に行きたくないオーラみたいなものは、全くなくなり、当たり前のように学校に行きます。クラスの雰囲気が変わることで、ここまで調子が安定するのかと、少し驚いています。
でも、去年の6月に急に起きれなくなり、学校に行けなくなってしまったという、不安や恐怖にも似たような記憶はどうしても消えないままなので、まだまだ安心はできません。
でも、クヨクヨ考えても仕方ないので、今の娘をそのまま全部受け入れ、応援し続けていきたいと思っています。
いつも丁寧にお返事していただき、本当にありがとうございました。私にとって、すごく励みになりました。
また、何かあった時にはコメントします。
ありがとうございました。

2012/05/11(金) 16:47:48

[No.16] マスター  ◆master
りんママさん、こんにちは。

新学年になって娘さんの調子がだいぶ良くなったようですね。うちの娘の時もクラス替えでガラッと症状が良くなりましたし、やはり環境というのはすごく大きいと思います。

昨年の記憶が頭をよぎり、今の良好な状態に疑心暗鬼にも似た不安な気持ちを感じていらっしゃることは私にもよく分かります。

しかし、お話しを聞く限りでは、やはり以前のクラスに何かしらの問題があったと考えられますので、そもそもが昨年とは状況が違います。恐らくはこのまま回復に向かうのではないかと思います。

不安はなかなか消せないと思いますが、どうかこれからも娘さんを温かく見守ってあげてくださいね。


私の娘たちも今年で中学1年生になりました。二人揃って吹奏楽部に入り、忙しいながらも楽しい日々を過ごしているようです。

時に起立性調節障害の話をすることがあるのですが、本人は「あー、そんなこともあったねー」と、あっけらかんとしています。

親としてはホント勘弁して欲しかったと思っていますが、今では昔の苦労話として笑って話すことが出来ます。

いずれりんママさん親子にも同じように笑って話せる時が来ますし、それはそう遠くない日だと思います。どうぞお大事に。

2012/05/12(土) 02:16:20

[No.17] りんママ  ID: JDCv2zTib6QCc
こんばんは。お久しぶりです。
毎日暑いですが、お変わりありませんか?

娘さんたち、吹奏楽部に入ったんですね。
実は、うちの娘も吹奏楽部なんです。
夏休みにはコンクールもあるので、毎日ハードな練習をこなしています。
娘の学校の吹奏楽部は強いので、県大会でも良い成績を収め、8月末に行われる次の大会に出場します。

文化部とはいえ、練習時間はどの部活よりも長く、今年の夏休みは原則9時〜19時で、休みはほとんどありません。
その上、もれなく大量の宿題がついてきます。
いつもは、19時過ぎに帰ってきて23時ごろに寝るまで、食事と入浴以外は、ほとんど宿題をしていますが、なかなか進みません。もっと遅い時間まで起きれたらいいんですが、娘の場合、翌朝起きれなかったらいけないので、23時には寝るようにしています。それでも、毎朝ぎりぎりまで起きれません。

毎朝、目覚ましを鳴らすのですが、いつまでたっても鳴りっぱなしということもよくあり、私が娘の体を抱えるようにして、リビングまで連れてきて、それでも起きないので、何度も声をかけたり、体をゆすったりして、やっと起きるといった感じです。

娘も、「明日は朝起きて宿題をするから、早く起こして。」と私に頼むこともあり、本人は、寝る前には、本気で早く起きようと思ってるみたいなのですが、朝になると別人のようになり、まったく起きようとしないし、しつこく起こそうとすると怒ります。そして結局ぎりぎりまで起きれません。

これはやっぱり、病気のせいなんでしょうか?季節的なものもあるかもしれませんが、娘の様子を見ていると、ほんとに起きれないように思います。いくら朝が苦手といっても、普通なら何度か声をかけると起きれるような気がしますが、娘の場合、朝が苦手というだけでは済まないような気がします。

どう思いますか?
ちなみに、起こしはじめてから目を覚ますまでに、約1時間ほどかかります。
娘は、よく頑張っていると思いますが、心配です。

いつも長々とすみません。
いつも丁寧にお返事をしてくださるので、何かあるとここにコメントしたくなります。

コンクール本番まであとわずかです。親子共々、今はそれに向かって頑張っていきたいと思います。(宿題もがんばりますが・・)

2012/08/16(木) 23:14:44

[No.18] マスター  ◆master
りんママさん、こんにちは。
お久しぶりですね。

雪国育ちの私には、名古屋周辺の蒸し暑い夏は本当に堪えます。10年ほど前に越してきた頃に比べだいぶ慣れましたが、相変わらずげんなりした日々を過ごしています。

娘さんの部活というのは吹奏楽部だったのですね。私の娘達が通う学校の吹奏楽部もこの辺りでは大会の常連らしく、かなり忙しい毎日を送っています。

学期中も毎日のように朝練があり、土日も練習に駆り出されて休む暇もありません。夏休みも殆どが部活で、本人達は当然ながら弁当だの何だのと親の方も大変です。

私の感覚では「高校あるいは私立中学ならまだしも、公立の中学でここまでするの?」という感じです。

本人達は好きでやっているからいいのですが、正直に言って私はあまり快く思ってはいません。成績どうこうは言いたくないのですが、一学期の始めに比べ100番くらい順位が落ちましたし。

まあ、この辺は本人達の努力不足と体力不足が主な原因と言えますからさほど文句は言えないのですが、何が気にくわないって、あまり一緒に遊びに行けなくなってしまったことです(笑)

以前は家庭の都合と言うことで、お店の定休日に合わせて月に一回くらいは学校を休ませ一緒に遊びに出掛けていたのですが、中学に入って部活が始まってからは、事前に学校からは許可を取ってあるものの、「先輩が怖い」「迷惑がかかるから」と言って、本人達が休んでくれません。

『このヘタレめが…』と内心思ってたりもするのですが、まあ、これが当たり前なんでしょうね。寂しい限りです。

ただ、私があまり快く思っていないことは薄々気づいているようなので、「これ以上成績が落ちたら部活を辞めさせる」だの「部屋を片付けないとコンクールの視聴に行かせない」だの脅しをかけて、上手いことコントロールするのに利用しています。


さて、娘さんの寝起きの件ですが、どうなのでしょうか。まだ多少は起立性調節障害の症状が残っているような感じもしますが、一部には甘えもあるような気もします。

私の娘たちも寝起きは悪いので、毎回起こすのに苦労しています。30分くらいは普通に掛かりますね。

特に起立性調節障害を患った姉の方は無理に起こすと機嫌が悪く、怒り出すこともしばしばです。休みの日なんかは特にそうで、妹も妻も『触らぬ神に祟りなし』と、声だけ掛けて後は自然に起きるまで放っておいてます。こんな状態の姉を起こせるのは家族の中では私くらいですかね。

ただ、二人ともコンクールの当日など絶対に遅刻が許されない日はきちんと起きます。学校がある日に私と妻が遠くに出掛けていて直接起すことが出来ない時は、電話を掛けるだけで自分たちで起きます。

休みの日に私が起こすと起きるのも、『パパを怒らせたらヤバイ』という意識があるのでしょう。用事がなければ好きなだけ放っておきますが、必要があれば有無を言わせませんので。

これが本当に起立性調節障害であれば、起こそうとしても無気力のまま怒ることすらなく、意識を失ったようにぐったりしています。

体質的に朝が弱いというのも本当ですが、ある程度は甘えもあると思っています。


りんママさんの娘さんの場合は私の娘よりも症状が重かったこともあり、未だに朝が苦手というのは仕方ない事だと思います。季節的な事もあるでしょうしね。

コンクールの当日など普段と違ったプレッシャーの掛かる日でも起きれないというのなら話は別ですが、そうではないのならば多少の甘えもあるとみなしても良いのではないかと思います。

朝が辛いのは事実です。それを十分に理解した上で、娘さんの様子を見ながら、たまには少し突き放して見るのもひとつの手かも知れませんね。

コンクール、良い成績を収められるといいですね。

2012/08/19(日) 05:32:59

[No.19] りんママ  ID: JDCv2zTib6QCc
こんにちは。まだまだ暑いですね。

おっしゃる通り、甘えている部分はかなりあると、私も思っています。友達や祖父母に家に泊まったり、旅行に行った時など、自宅以外の場所だと、すんなり起きることができます。

コンクールは他県で行われるため、前日の朝7時に集合し、現地で練習ということだったんですが、当日もいつもと変わらずギリギリまで起きないので、こっちは焦るやら、不安になるやらで大変な思いでしたが、何とか間に合いました。

このように、本当に行かなければならない日でも、すんなり起きることはなく、ギリギリで起きても、間に合いそうにないから、急いで準備しようというような気持ちもないんです。
実際、これまでにも、ギリギリで起きれたのに準備を急ごうとしないので間に合わず、行けなかった日もありますし、泣きながら遅刻して行ったこともあります。

先日、学校の登校日がありましたが、その日は部活の時とは違って、明らかに着替えや準備のスピードが遅く、嫌々準備しているような感じで、機嫌もかなり悪かったです。
甘えは大いにあると思っていますが、新学期が少し不安です。

さて、コンクールですが、娘の学校は、なんと全国大会に行くことになりました!!
私も会場に観に行っていましたが、全国大会出場校の発表で、娘の学校が呼ばれた時には鳥肌が立ち、信じられませんでしたが、調子が悪いながらも、一生懸命頑張った娘の、今までのことを考えると、泣けてしまいました。
全国大会なんていう舞台は、だれもが経験できるわけではないし、人生のうちで、これだけ大変な思いをしながらも、1つのことに打ち込んで、良い結果を得るという経験ができたことは、娘にとって本当に価値のあることだと思っています。
そして、良い仲間や先生と出会えたことに感謝です!

というわけで、今回の全国大会は名古屋で行われるため、10月31日に娘は名古屋に行きます!!

これからまた、全国大会に向けて、厳しい練習が始まります。でも、全国大会という、新たな目標ができたので、それに向かって、娘はきっと頑張ってくれると思います。
私も一緒に見守っていきたいと思います。

ちなみに、夏休みの宿題はまだ終わっていません。でも、何とか終わりが見えてきそうかな・・?!

2012/08/29(水) 16:10:05

[No.20] マスター  ◆master
りんママさん、こんにちは。
まだまだ暑い日が続いていますね。早く涼しくなって欲しいものです。

娘さんの甘えは確かにあると思いますし、一方で朝が辛いというのも本当だと思います。難しいですね。

私の娘たちの吹奏楽部も厳しいことは厳しいのですが、部活に関して私が少し不安に思っている事があります。身体に対する負荷が少ない割に娘たちの疲労が大きい点です。

吹奏楽部ですからそれなりに身体は使いますが、運動部のように動きまわって体力を使い果たすわけではありません。言ってみれば仕事疲れのような疲労なわけです。

身体を酷使しての疲労なら一晩ぐっすり眠ればすっきりしますが、仕事疲れのような疲労だと一晩寝てもなかなかすっきりしませんよね。

元々体力があれば話は別ですが、娘たちのようにぐうたらでは他に回す余力がありません。少しづつでも体力を付ける努力をしてくれれば良いのですが、勉強をする気力すらも碌々残らず、このままではずるずると体力も低下する一方です。

起立性調節障害の改善には体力の回復が大きく貢献するのは経験済みです。娘たちにはなるべく運動するように言ってはいるのですが、難しいのが現状です。

体力の低下とそれにともなう自律神経の乱れ、これになにか不安因子が重なれば、いつ起立性調節障害を再発してもおかしくはありません。

内心不安に思っているのですが、まあ、その時はその時で開き直るしかないですね。

もう少し自発的に運動して欲しいのですが、本当に困ったものです。


それはそうと、娘さんの全国大会出場、おめでとうございます。
10月31日に名古屋で行われるというと、恐らく私の娘たちの学校が初戦敗退した大会かと思います。

昨年からの事を考えるとりんママさんの感動も一入だったことと思います。娘さんも本当によく頑張りましたね。他人事ながら私も嬉しく思います。

りんママさんがおっしゃるように全国大会というのは中々経験できることではありませんし、今までの娘さんの体調を考えると尚更です。本当に価値ある事だと思います。

全国大会に向けての厳しい練習があるとの事ですが、体調には気をつけつつも是非頑張って欲しいと思います。
娘たちの学校が出場するならそちらを応援しなくてはなりませんが、既に敗退していることですし、りんママさんの娘さんの学校が良い成績を収め表彰されることを願い、陰ながら応援させていただきたいと思います。


そうそう、夏休みの宿題ですが、娘さんは無事終わりましたか?
うちの娘達はつい先日終わっていないことが分かり、既に2学期が始まっているというのに二人揃って夜中の3時近くまで必死になってやっていました。夏休み中、妻があれほど口うるさく確認していたのに、やれやれです(笑)

2012/09/07(金) 03:49:09

[No.21] りんママ  ID: JDCv2zTib6QCc
こんにちは。
やっと、朝晩は涼しくなってきましたね。

2学期が始まり約2週間がたちますが、夏休みが長かった分、学校に行くことが少ししんどくなっているようで、朝は、以前に比べ、一層起きにくくなってしまいました。
1学期は、家を出る30分くらい前には起きて準備してたんですが、今は、もうこれ以上寝てたら間に合わないというくらいの、ギリギリの時間に起きて、朝ご飯を食べる時間もなく、着替えだけをして家を出ます。
でも、本人はもう起きないと間に合わないというのを分かってて、ギリギリで起きているようです。学校に行くのはしんどいけど、行かないといけない・・と、30分くらい布団の中で葛藤しているようです。
そして、起きて準備している間も、ありえないくらい機嫌が悪いです。
2〜3日前からは、なんとか朝ご飯を食べるようにはなりました。

宿題は、なんとか間に合いました。
実は、夏休み最終日、部活から真っ赤な顔で帰ってきて、熱を測ると、なんと39、7℃もあり、2学期の最初から2日休んでしまいました。宿題も、あと少しだけ残っていて、最終日に全部やり終える予定でしたが、あまりにも熱が高くてできなかったので、休んでる間に終わらせました。
結局、宿題を終わらせるのに夏休み最初から最後までかかってしまいましたが、去年のように徹夜にはならなかったのでよかったかな・・と思っています。

娘も1年生のとき、部活に入ってまもない頃は、練習もまだ半日で、少し楽だったのですが(その頃は既に起立性調節障害にかかっていたので、娘的には楽ではありませんでしたが・・)、夏休みの途中から1日練習が始まり、それと同時に娘の体調は、みるみると悪くなっていきました。部活から帰っても、宿題どころか、お風呂に入る気力すらありませんでした。
そんな状態でしたが、何か月もかかり、徐々に学校と部活の両立に慣れてきて、大会前になると、放課後の部活が19時までの延長練習になりますが、それもなんとかこなし、長い練習時間が、本人の中で、当たり前のことになってきたようです。今年の夏休みは9時〜19時の練習でしたが、コンクールもひと段落し、本来の練習時間の9時〜17時に戻ったときは、とても喜んでいました。
1年前はこの練習時間でストレスになっていたのに、変われば変わるもんだなと感心してしまいました。

2学期は運動会もあり、毎日暑い中での練習で、体力が持つのかなと、心配にはなりますが、本人は案外元気にやっているようです。去年は運動会には行けなかったけれど、今年は大丈夫かな・・と期待半分、不安半分といった感じです。

全国大会に向け、もうそろそろ延長練習が始まると思いますが、体調には気を付けて見守っていきたいと思います。

では、また・・。

2012/09/13(木) 11:08:02

[No.22] マスター  ◆master
りんママさん、こんにちは。
日中はまだ日差しが暑いですけど、だいぶ秋の気配を感じるようになりました。


>そして、起きて準備している間も、ありえないくらい機嫌が悪いです。

いやぁ、家の娘と同じですね。手が付けられないというか、捨ててやろうかと思うときもあります(笑)
ただ、そこで親が感情的になると良い結果にはなりませんので、『はいはい、わー怖い怖い』などと、軽くあしらう位がよさそうです。

40℃近い熱がありながら、それでも部活を終えてから帰宅するなんて、なんだかんだ言ってもりんママさんの娘さんは我慢強い性格なんですね。

昨年からの流れを見る限り、浮き沈みはあっても順調に回復しているように思えます。

ところで、埼玉に住んでいる私の従姉妹の娘が中2なのですが、偶然にも吹奏楽部に所属しており、なんでも夏休みは3日しか休みがなかったとか。

『吹奏楽をやるために学校に行ってるようなもの。勉強はおまけ』

と従姉妹は苦笑交じりに言ってましたが、私の娘たちも似たようなものです。それにしても、吹奏楽部はどこもかしこもそんなに厳しいのですかね。

私の娘たちも小学から中学に上がって、部活の忙しさに振り回されていましたが、最近ようやく慣れてきた感じがします。

本当に「慣れ」というのは凄いものですね。子供というのは幼いようで日々逞しくなっているのだと実感しています。まあ、娘を持つ父親としては何かと寂しく感じる日々でもありますが。

りんママさんもまだまだ不安に思うこともあるでしょうが、子供の成長を信じ、これからも温かく見守ってあげてくださいね。

2012/09/21(金) 03:38:16

[No.23] じゅんじゅん  ID: qNX9fbxOUtY7c
はじめまして。
今年、5月に娘がODと、診断されました。

今年、娘が中1になり、クラスもよい感じな雰囲気で、スタートし、楽しい中学生活な、手応えも感じ、親としてもホッとしていました。
部活動を決める際…美術部か、バスケット部か、悩み、どちらも体験し、どちらも楽しく、悩んでいました。

娘は、六年生に、なってすぐ、気持ち悪い…症状が続き、調べた所、鉄がたらなくて、鉄欠乏貧血…と、診断されて、鉄剤を服用したり治療をしたら、二学期からは、通常な生活に戻った経緯があります。

中1になり、貧血気味もたいぶ落ちついてきたようなので、鉄剤も、一週間に一度に、なっていました。
花粉症で、よく鼻血も出します。

娘に、どっちがいいかな…と、部活動と事で、相談された時も、貧血気味だし、美術部がいいのか?、それとも、運動部で身体を鍛え、体力がつくのいいし。

結局は、本人が、三年間楽しく過ごせる、頑張りたいと思う方に、決めたら…(^o^)となり。

娘は、バスケット部に決めました。
去年から、貧血で、治療をしていましたが、
元々は、運動神経も、そんなに悪くなく、背もあるし、体系的にも、恵まれていて、バスケットに、向いてると思とました。

親的にも、よい選択だったかな…と、思ってました。

バスケット部は、新しく若い新任の男性の先生が顧問になり、始まってみると、厳しくハードてした。
ゴールデンウイークの休みの練習に出て、
筋肉痛だ…と、あちこち痛く、それでも楽しく、頑張っていました。
ゴールデンウイークあけて、5/8の朝に、
気持ちが悪い…と、言いました。

私はまて、鉄が足らなくなったと思い、すぐかかりつけの医者に行き、鉄さえを処方してもらいました…。血液検査の結果、鉄も少しは足らないが、気持ち悪くなる程の、数値ではないとのことでした。気持ち悪い症状が続き、頭のMRIもとりました。異常はありませんでした。

大きい病院を紹介してもらい、血圧、心電図で、寝てはかったり、起き上がってはかったり、をやり、起立性調節障害…OD、との事でした。

OD…と、診断されました。されるまでは、
朝はなんとか…フラフラしながら起きてきました。
診断されてから、気持ちが少し楽になったのか、無理しなくていいんだ…と、自分で思ったのか、朝は、なかなか起きなくなりました。.

今まで、ずっと、かなり頑張って、起きてたんだと思いました。

娘の性格は、言われた事は、きとんやります。
小さい頃から、言えばわかる子なので、親が怒鳴った事などないと思います。
年齢相応でなく、いろんな事にと理解が出来、
同年代の子の中にいると、割と大人の考えが出来る娘は、我慢する事も多く、お姉さん的存在だったと思います。

なので、辛くて起きれない…ということは、
よっぽど辛くて、本当に辛いんだ…と、いうこことは、発症して、すぐわかりました…。
この病気は、怠け?、と、思われる病気…と、ありましたが、うちの場合は、怠け?、と思う事はありませんでした。

5/8からずっと 気持ち悪い…症状が続いています。一学期は、いずれくる受験にむけての内申を気にして、欠席はせず、遅刻と早退で、なんとかやり過ごしました。
中間テストも、期末テストも、ほとんど授業は出れてなかったけど、自己は勉強で乗り切り、受けました。
娘は、フラフラしながら、頑張ってました。
私は、車で送り迎えしました。

マスターの、このサイトを拝見し、良いと思うことは、全部参考にさせてもらいました…m(_ _)m。学校への対応など、助かりました…m(_ _)m。

夏休みに入って、やっとホッとして、
親子で、どっと、疲れました(*_*;。

夏休みは、勉強もなし、体調をよく見て、何時に寝たら、何時に起きられるか…とか、
いろいろやってみました。

ODについても、沢山、調べました。

うちの娘が、発症したきっかけは、ハードな、運動のバスケット…だった事が、わかりました。

先天性の遺伝もあり、急激なる身長の伸びや、
成長期の身体で、ホルモンのバランスの崩れ、
急激な運動…すへてが、重なったようです。


この9月から、二学期が始まりましたが、
二学期は、欠席も覚悟し、不登校も覚悟し、

体調第一で、過ごす事に決めました。

今回、メールさせて頂いたのは、
マスターのメールは、何年か前のメールでしたが、消さずに存在があったから、
とても、参考になりましたし、希望にもなりました。

お礼を、言いたいです。
ありがとうございました…m(_ _)m。


とうぞこのまま、マスターのメールは、このまま残っていてくれたなら、
私の用に、沢山のOD.…の方達に、力になると思います。



2014/09/10(水) 14:52:29

[No.24] マスター  ◆master
じゅんじゅんさん、初めまして。
中学1年生の娘さんが起立性調節障害を患ってしまったとのこと、大変でしたね。

朝、無理して頑張って起きていたのが、ODと診断されて気持ちが少し楽になったのか起きれなくなったとの事でしたが、むしろ良かったのではないかと、私も思います。

じゅんじゅんさんの娘さんは頑張り屋さんなのですね。周りにもきちんと気を使い、責任感もある、素晴らしい娘さんだと思います。

ですが、その分、例え貧血症で体調がよくなかったとしても頑張り過ぎてしまうのでしょう。ハードな部活動と相まって、心身が限界を超えてしまったのですね。

頑張ることはとても大切だと思いますが、頑張る事と無理する事は同じでは無いと思います。もしODと診断されずにずっと無理して頑張っていたら、重症化していたかもしれません。

じゅんじゅんさんは親としてすべきことは十分以上にしていると思います。娘さんも良く分かってくれていることと思います。
2学期に入り授業が始まると気を使うことも多くなり、また体調が悪化してしまうこともあるかも知れませんが、あまり神経質にならず仲良く穏やかに過ごして欲しいと思います。

焦りは禁物ですが、一日でも早く娘さんが回復されることを祈っています。

来年、私の娘たちは高校生になる予定です。SちゃんがODを患ったのは小学4年生の3学期でしたから、早いもので、もうすぐ5年になります。

その後、ちょっと怪しい時期もあるにはあったのですが、一度も発症には至らず、今も元気に過ごしています。

このブログやコメントが僅かでもお役に立てたようでしたら、本当に嬉しく思います。

2014/09/12(金) 00:56:10

[No.25] じゅんじゅん  ID: qNX9fbxOUtY7c
お久しぶりです。前回、丁寧なお返事ありがとうございました…m(_ _)m。

娘さん達は、受験生なんですね…(^-^)。Sちゃんも、その後、元気で過ごしているようで、良かったです…(^-^)。

マスター(前回も…さん…を付けなくてすみませんでしたm(_ _)m。でも、マスター…の方が、カッコイいので、勝手に呼び捨てで、すみません…)の、
娘さん達が、双子ちゃんで、Sちゃんの状態が、Nちゃんと比べての、症状だったりの結果で、とても、貴重な情報として、すごく参考になりました。

マッサージをすると、痛がるとか、トイレの回数が少ないとか…。

そういうのに、気づけた症状というのは、比べる対象がないと、なかなかわからないです。

マスターが、よく見ていた情報だと思います。
マスターの、このサイトを読ませてもらって、

うちの娘も、全く同様な事に、気づかせてもらいました。
マスターが、よいとしたことは、全部取り入れさせてもらってます。
ありがとうございます…m(_ _)m。

さて、娘ですが、二学期になって、ずっと欠席しています。
娘には、『学校行けるときは、言ってね。送って行くからね』(自宅から学校まで遠く、自転車通学のため、1人では行ける状態でないので。)と、伝えてありますが、なかなか行ける状態ではないようです。

お昼頃まで寝ています。
一応、『8時だよ』『9時だよ』と、声はかけます。うなづき、指先、足先を、動かしてはいますが、起き上がるのは、難しいようです。
そして、そのまままた、寝てしまいます。

そんな感じを繰り返して、お昼頃に、起きます。

正直、5*6時間目には、間に合いそうな時も、親として感じる時もありますが、
私から、行こうと促す事はしません。

娘が、行く…と、言ったら、私は、動こうと思っています。

身体全体が重く、ダルい感じの様です。
お昼ご飯(朝ご飯?)を食べると、また、横になります。テレビを見たり、本を読んだり、マンガを読んだり、過ごしています。

今週、中間テストですが、勉強をやる、やる気が出ないそうです。

うちの娘の症状は、気持ちが悪い…です。
発症してから、ずっと続いています。

でも、夕方頃から夜にかけては、交感神経が目覚めてきて、午前中の症状とは、びっくりするくらい、普通になります。
本人曰く、気持ちが悪い…のは、変わらないが、テンションが高くなる…。気持ちが悪いことを少し忘れる感じ…になる…と、言っています。
で、夜はなかなか、寝れません…。寝れないことが、辛い感じです。

たまたま、いつもより早めに寝れたとしても朝は、やっぱり起きれません。
この病気は、睡眠時間の量では、ないようですね。

12時間寝たとしても、まだ、午後に眠いと言うときがあります。

この病気について、いろいろ調べました。まだまだ、勉強中ですが、

日常生活では、なかなか起きれないが、
楽しい事に対しては、朝起きれるようです。
それは、甘えとか、怠けとかではなく、
楽しい事に対しては、血圧が自然について上がるため、身体的が、反応する、当たり前の事だそうです。

先日、心療内科もどうか…と、を紹介されました。一応、予約したら、1カ月先でした。

娘の状態が、良くなることが、一番なので、心療内科に行くことで、娘が、いろいろ話せて、少しでも、楽になるなら…と、思ってます。

ただ、薬漬けになってしまうのは、やだな…と、思ってます。
薬漬けには、しない…と、決めています。

機械にうとい私です。
スマホから、コメントしているのですが、
最初のマスターへのコメントも、正直、届くのか…定かではなく、返信ももらえるとも、自信もなかったんです。

返信ありがとうございました…(^-^)。

娘は、少し元気になる夕方から、軽い運動は、しています。

マスターが、運動は、効果があったと、教えて頂いたからです…(^-^)。

後、食事も、夕食を7時くらいに取ったら、それ以降は、基本的に食べません…。

なかなか、眠れないので、お腹がすくときもあるようですが…。
牛乳を飲んだりで…。

引き続き、ゆっくりと、見守ります…(^-^)。

2014/10/08(水) 10:57:16

[No.26] マスター  ◆master
じゅんじゅんさん、こんにちは。

季節の変わり目や長期の休みの後はODの症状が悪化してしまうことがあるようですが、娘さん、2学期になってから登校できなくなってしまったのですね。

早めに寝ても朝起きられなくて、昼ごろまで寝ている、というのはODの典型的な症状だと思います。一方で、夜が眠れないというのは体内時計がずれていることも考えられると思います。

ODで朝に起きれないというのは仕方が無いですが、体内時計を正常に戻すよう、少し工夫をされてみてはいかがでしょうか。
夜に眠れないのは結構なストレスになりますし、生活リズムのズレはODの症状を悪化させる一因にもなると思いますので。

じゅんじゅんさんもご存知と思いますが、昔から体内時計の調整に良いとされてきたのは太陽の光を浴びることです。

既に実践されているかも知れませんが、今の季節は暑くもなく寒くもなく、過ごしやすい気候ですから、朝(というよりはお昼でしょうが)そろそろ起きてもよさそうかな? というタイミングで寝室のカーテンを開け、可能であれば窓も開けて光と風を入れて心地よい刺激を与えてみてはいかがでしょうか。

また、目が覚めたら、あまりダラダラせずに、食事の前に2〜3分でも構わないので外に出て、可能であれば近所を散歩することをおすすめします。
もちろん、無理強いは禁物ですが、紫外線を浴びることによって、生活リズムホルモンの別名を持つビタミンDが生成されますので、改善に一役買うかも知れません。

その後は本人の好きなようにさせても良いのではないでしょうか。

勉強についてですが、無理強いは良くないと思いますけど、最低限、宿題だけはやるように約束させた方が良いように思います。宿題をやっていない、授業が分からない、というのは登校を妨げるプレッシャーになるからです。

「気分が悪ければ学校に行かなくても良いけれど、その代わり、宿題だけはきちんとやろうね」

と、交換条件のように持ちかけてみてはどうでしょうか。

心療内科は、娘さんの気持ちが楽になるようでしたら良いと思います。薬の長期服用は感心しませんが、短期集中で症状を改善できるのならむしろ良いのはないでしょうか。

中学1年生と言えば思春期の真っ只中でホルモンバランスも崩れがちですから、一筋縄ではいかないかもしれません。ですが、ODは必ず治る病気ですので焦らずにこれからも見守ってあげてください。

2014/10/10(金) 15:31:39


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