最新の11件
[グッズ] [DIY]
[グッズ] [DIY]
[雑談] [グッズ]
[雑談] [グッズ]
[グッズ]
[グッズ]
[グッズ]
[グッズ]
[グッズ]
[雑談] [グッズ]
[グッズ]
System time 0.031250
マスターの独り言
<< NITECORE EA4 と自作アクセサリ | USB外付けハードディスクの遅延書き込みエラー >> |
- iPhone OS3.1.3で充電トラブル?
-
【2010/03/03(水)】
先日、iPhone3GSのOSを3.1.3にバージョンアップさせてから、ツインドライブ等のポータブルUSB充電器で上手く充電できなくなるトラブルが発生しています。
ポータブルUSB充電器で充電出来無いだけならまだしも、時にPCにつないだ場合にも
『このアクセサリには対応していません』
との警告が出て、充電どころかiTunesで同期することすら出来無いこともありました。
初めはiPhoneの故障を疑ったのですが、OSをアップしたタイミングや複数のUSB充電器やアダプタに接続した際のそれぞれの挙動を考えると、OS3.1.3のバグではないかと思うようになりました。
意図的な仕様の変更ということも考えられますが、PCに繋げないというのは論外ですしネットで調べてみるとやはり似たような報告が上がっていることからバグであろうと思います。
一部、「ドラバッテリー」というアプリが原因との噂もありましたが、削除してハードリセットをかけてみても変化はありません。
とにかく厄介なのが充電時の振る舞いが安定しないこと。初めは充電できても一旦充電をやめて再開すると充電出来なかったり、しばらく放置しておいたら充電できるようになったり、何かの拍子で充電モードが解除されてしまったり、もう、ワケワカメ状態です。
充電時の挙動について簡単に検証してみたところ、どうも電圧にたいしてシビアになっているようです。
USBのD+/-端子の接続方法にも関係するのかと思いましたが、セリア(100円均一)で購入したシガープラグ型USBアダプタのD+/-端子を適当な抵抗でつないだだけのもので安定して充電できていますから、電圧に関する要因が主でしょう。もちろん、AC-USBアダプタでは全く問題なく充電出来ています。
OS3.1.2以前では負荷の掛かった状態でUSBの電圧が4.3V程度あれば充電モードになっていましたが、OS3.1.3では4.6V程度の電圧が最低限必要のようです。また、電圧の変動にたいしても許容する範囲が少なくなっている印象を受けます。
エネループのL2ASやL3ASなど、リチウムイオンを電源とするポータブル充電器ではトラブルの発生報告がないのも、出力が安定している為なのでしょう。
そんな訳でPCに繋いだ時も、私のパソコンのようにUSB周りの電源が弱いものでは、何かの拍子に電圧がドロップして接続が解除されてしまうのではないかと思っています。
それと興味深いのは、ツインドライブなどを接続した際、『対応していません』と警告が出て充電モード(カミナリマーク)や通電モード(コンセントマーク)が表示されなくても、そのまま接続していればiPhoneのバッテリーが充電されていく事です。
以前のバージョンではどうだったのか、はっきりしたことは言えませんが、確か充電モードにならない時は殆ど電流が流れなかったように記憶しています。iPhoneの場合、充電されていくということは100〜200mA以上の電流が流れていると言うことですから、やはり挙動としては変でしょう。
iPhoneのバッテリーが80%以上ならツインドライブやポケパワーをつないだときに充電マークがつくのですが、電流を測ってみると380mA前後の電流が流れています。以前は500mA弱の電流が流れていましたから、このあたりも制御が変わってきているのでしょうね。
まあ、確証は持てませんが、OSのバグであるならば早いとこ対処して欲しいものです。OS3.1.3はjailbreak対策が主目的だとの噂もありますが、ホント、Appleは色々とやってくれます。
いや、濡れ衣かもしれませんが(^-^;
追記(2010/03/04)
念のためツインドライブのD+/-端子のを下記のように変更して、充電動作に変化がないか試してみました。
VBUSとD+端子、D+端子とD-端子、D-端子とGNDを数kΩ〜数十kΩの適当な抵抗で繋いだもの。
D+端子とD-端子の電圧は分圧抵抗で決まるので、
R1:R2:R3=2:1:2
程度で。iPhone対応と謳っている充電器同様、接続と同時に充電器として認識される。
今回は手持ちの抵抗の組み合わせ上、R1、R3を27kΩ、R2を8kΩで作成しました。
これでVBUSの出力が5Vなら、D+端子の電圧は約2.8V、D-端子の電圧は約2.1Vになります。
ツインドライブは乾電池式携帯電話用充電器の基板をそのまま仕様しているため、このままだと使用していない時でも電池を入れている間は微弱な電流がVBUSからGNDに流れ続けてしまいます。
そこでUSBのシールドとGNDを短絡し(こうしないと携帯電話が充電できなくなる)、もともと強制電源用にGNDとシールド間に付けていたスイッチを電池と回路間に接続し直しました。
さて結果は、iPhoneのバッテリーが60%以上なら充電モードになりますが、それ未満だとやはり同じようにエラーが表示されます。
40%程度で接続してみたところ、充電モードの表示はされなくてもiPhoneのバッテリーゲージは増え続け、そのまま接続しつづけると60%を超えた辺りで充電モードのマークが点き、最終的には100%まで充電されました。
やっぱり変ですねぇ。
さてさて、どうしようかな・・・。
最終更新日:2010/03/04(木) 02:21:35
Posted by マスター
posted by マスター
posted by じゅんじゅん
posted by マスター
posted by じゅんじゅん
posted by jp3brx